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日々の破片

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2004-07-06

_ 神のお恵みを

で、リブロとかに行ってみると、意外なことに『ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを』どころかまったくカートヴォネガットジュニアの本が見当たらなかったり。確か早川文庫にあったはずだがなぁと思えども、置いてないものはしょうがない。

ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを (ハヤカワ文庫 SF 464)(カート・ヴォネガット・ジュニア/浅倉 久志)

ちゃんとあるじゃん。でも文庫をAmazonで頼む気にはならないので明日というか今日、別の本屋で再挑戦だ。

一方単行本のコーナーに行けばサリンジャーはなんとなく理由はわかるが、結構いろんな米国文学の作家の本はいっぱいあるし。

で、まあ、それはそれでいいんだけど、あまりに早川文庫のところをウロウロしてたもんで、平積みされてたこいつにどうしても目が行ってしまった。

シルミド・裏切りの実尾島・ (ハヤカワ文庫・NV)(イ・スグァン/米津 篤八)

で、つい買ってしまって読んでしまった。

これは相当おもしろかった。孤島での地獄の訓練とかいうとデスハンターを真っ先に思い浮かべてしまうわけだが、同じくらい出口無しなイヤンな状況でなんとも言い難い。やたら国への忠誠を口にするのは作家のエクスキューズなのだろうかとか疑いながら、しかしデスハンターと時代も同じなんだがもちろん無関係なんだろうなぁとか考えながら、この島のすぐ近くに普通の人々が暮らす島があってとんだ災難だなぁとか考えながら、徐勝さんの顔を(解説に言及があるために)思い浮かべたり、バスジャックというのはどう考えたってうまく行くはずないよな(ここで想起しているのは名前忘れたフランス映画だったり、トカレフだったり、トカレフからTKだったり、そこから軍事政権っていうのは本当にごめんこうむりたいなとか)とか思ったり、わが国では赤報隊(同名の右翼がいたが関係ない。相楽総三のやつ)や天狗党みたいなものかとか、あまり気分が良いものではない。で、隣の2つの国がこんなことをやっていてわが国だけが安全圏にいるわけはないわけで、それが今いろいろな形で少しずつだが解決しつつあるのは、まあ良かったということになるんだろうかな。


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