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日々の破片

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2004-08-24

_ 鯵ヶ沢の日暮れ時

海のほうへ行ったら4〜5人のグループ(男女別)がそこかしこにタムロしていて、いかにも他に行くあてないよね感が漂っていた。

_ setjmpを何に使ったか

突然、過去の仕事でsetjmpをどう使ったかを書いてみる。

Unix用のLPI-COBOLかMF-COBOLかどっちか忘れたけど、そのあたりのCOBOL用のライブラリを作ったとき、最後に終了関数を用意した。

(COBOLの記法そのものを忘れたのでいい加減)

CALL "ABEND" using abort-status, abort-message.

とか

CALL "OK-EXIT" using exit-status.

みたいなやつ。ABENDの場合、ログ用メッセージを記述できるのがミソかな。他にも歴史的な経緯とかいろいろあるわけだが。

プログラムそのもの(一種のアプリケーションコンテナだし、BCEではバウンダリーに相当する)はCで記述されていて、与えられたメッセージによって複数存在するCOBOLプログラムへ制御を与える仕組みなのだ。ただ、COBOLでは記述が難しい部分や呼び出し元への返送メッセージなどの扱いの問題で、Cで記述したヘルパ関数群を用意してあって、その中に終了関数が幾つかあるのであった。

で、呼び出しは当然、Cのmain処理−COBOLプログラム−COBOL用ライブラリとなるわけだから、どうにかしてOK-EXITとかABENDとかからCのmain処理へCOBOLプログラムをバイパスして制御を戻さなければならない。

というわけであらかじめsetjmpしておいて、ライブラリからlongjmpすることになるのであった。コルーチンということになるのかな?


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