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日々の破片

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2006-01-24

_ 悲愴

なんか主題が3個あるようにも聴こえるし、第2主題が3部形式になっているようにも聴こえるが、どういう構造なんだろう。

構造と言えば

バルトークの作曲技法 エルネ・レンドヴァイ 著/谷本一之 訳(エルネ レンドヴァイ)

高校の頃読んだがまだ現役の本だったのだな。

平均率に対して、本当に平均的に利用する方法を出してきたのがシェーンベルクなら、ソナタ形式が持つ三部構成(CMVだったり)の恣意性に対して黄金比による厳密化を持ち込んだのがバルトーク、というように記憶しているけど。ただ、教師でもあり理論家でもあるシェーンベルクに対して、バルトークは作曲家であり(たまに演奏家でもあったようだが)独自の理論というものを作品以外で大きく語ることはなかったような。

#コメントってのは楽想記号の一種だ。サティのコメント(だらだらと)とか、スクリアビンのコメント(臆病な胎児よ)とか、シューマンの失われたコメント(クララが削除した)。この点に関しては、ソースから余分なコメントを削除したクララのほうに分があるように見えなくもない。どう考えてもあり得ない速度の指定とか。

そこで、バルトークの顰みに習って黄金比でソースを記述するというのはどうだろうか。1つのクラスでフィールドとメソッドで黄金比。メソッドの中を黄金比。実行時間で黄金比というのは難しそう(というかキャッシュを持たないCPUでも使わない限り無理だと思うが)だけど。


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