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日々の破片

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著作一覧

2008-12-20

_ 2008年の映画をふりかえる

圧倒的にペドロコスタ。いくつものシーンが記憶されている。すごい質感。

でも、結構、クェイ兄弟を夢に観てうなされる。

_ 2008年のバレエをふりかえる

ジゼル。おっかなかった。

でも新年にいきなり観た美女と野獣(少し曖昧な状態に陥ってしまったのが悔しい)がどうも傑作だったような。

_ 2008年のオペラをふりかえる

新国立劇場のトゥランドットかなぁ。アイーダも良かったけど。(というか、これにソフィアのトゥランドットを加えると観たすべてなのであった)

_ 2008年の読書(非技術書)をふりかえる

世界の測量と香水がどちらもおもしろかった。

香水―ある人殺しの物語 (文春文庫)(パトリック ジュースキント/Patrick S¨uskind/池内 紀)

(ばかみたいに売れた本が真価を問われるのは、誰も語るものがいなくなったときに手に取った人間がどう評価するかだ。香水は素晴らしい。その孤独と孤高と矜持が今や絶滅寸前の蛙)

が、おれはどうもニザンみたいなのが好きなんだな。

いまさら読んでもと思いながら結局、全部読んだが、やはりおもしろい。

アデン、アラビア/名誉の戦場 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 1-10)(ジャン ルオー/ポール ニザン/北代 美和子/小野 正嗣)

おもしろいのだが、こういう作品には将来はないだろうなぁという気もする。あるいは逆に、こういう作品は普遍性を獲得したとも言える。発表の場がネットワークによってもたらされたからだ。つまり、商品としての将来はなく、スタイルとしての普遍性が獲得されたというか。ほんの少しの客体と饒舌でそれまでの人生で獲得してきたありったけの知を利用した主体のせめぎあい、容赦ない告発と自省。

ニザンで最も好きなのは、今やカタログすらない陰謀だ。世界の調和を取り戻すためにすべてをうまくやろうとして、結局、何もできずに苦しみながら、しかも嫌になるほど明晰に自分が失敗したという確信の中で主人公は死ぬのだが(というか、そこしか覚えていなくて、なんで死ぬのか、自殺だっけ? ではなぜ自殺を選ぶのかとかまったく覚えていない)、その明晰な意識があまりにも生々しく、ようするに、そういう自分の最期というものをさんざんシミュレートした人間が書いたもの、だという感触、つまり本当にあり得る、最悪の死が描かれているからだ。

_ 2008年のマンガ

スパナのおかげでリボーンがおもしろい。

敵味方関係なく、すごい技術が間違って使われてたらデバッグしたくなるよなぁ。

_ 縦書き

っていうか、世界で最も読まれている(もちろん日本でも出版部数は一番多いと思うんだけど、部数に関しては)日本の本って、マンガだと思うんだけど、あれは縦書きなんじゃなかったっけ?

_ 太陽系

Sunがやれば良いと思うんです。

おれ、この言葉ではなく、このエントリーすごく好きだな。

より自由

という見方は重要だよなぁとうなずいたりしながら。

_ マルチキャストで信頼がある通信を行うにはどうすれば良いのだろうか

マルチキャストだと、もしACKを相手に求めると、元の発信元が大変なことになる。だから、確定応答方式はとれない、と思う。

そこで、抜けを見つけた受信先が欠落したパケットの再送を求めるか(信頼性があるネットワークなら欠落は少ないため実用的かも知れない。しかしネットワークが信用できなかったり、送信先に送信元の転送速度より遅くて取りこぼしするノードが複数あると、再送であふれてしまいかねない(個々に対応する場合))。

すると、抜けを発見したノードはあきらめるか(では、逆に完全に到達したノードは存在するのか、どうやって見つければ良いか)、1人でも抜けと手をあげたら、現在の送信とは別に周回遅れの送信をやはりマルチキャストしてやるとか、で、それでさらに手を挙げたノードがいたら……、だめですな。


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