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日々の破片

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2012-09-02

_ デッカのCD

ショルティがシュトラウス(リヒャルトのほう。元の綴りだと間違いようはないのだが)の楽劇を振った音源がまとめてCD化されたので購入。

中学生のころ、それは聴いてみたかったのだが、一番短いサロメですらLPで確か3枚組とかだから手が出るはずはなく(リング33枚組を買ったところですべてのクラシック用の資金がショートしたってのはある)、NHK-FMでも流れるわけでもなく、ついに21世紀も10年過ぎてしまっている。

それが、まとめて4500円なのだから、長生きするものだ。

Solti Conducts Richard Strauss(G. Solti)

(アマゾンでは発売されていないことになっているが、タワーではもう売り出しているのであった)

その間に、アラベッラや影のない女、ばらの騎士、サロメは新国立劇場で生を観られたし(これは遠山氏に感謝すべきなのだろう)、エレクトラはテオリンのをDVDで買って観られたので、相当に楽劇(オペラ)は手を伸ばしやすくなった(使える金が増えたってのはもちろんあるにしてもだ)。

逆もあるなぁ。

R.シュトラウス (作曲家別名曲解説ライブラリー)(音楽之友社)

音楽之友社の作曲家別名曲解説ライブラリーって、おれが中学のころは新書で普通に買えたから、音は聴けなくても文字による解説をなめるように読みふけった(あと、ドビュシーとマーラーを持ってた。つまり音源には自由に触れられないやつ。ドビュッシーは亜麻色の髪の乙女はいくらでも聴けたにしても、ペレアスとメリザンドやウルシア家の崩壊とかはなかなか聴けなかったし、マーラーはクーベリックとバーンスタインしかないし普通は2枚組なのでやはり高価でなかなか手が出ない)のが、なんか、すごく高価な書籍になっている。どうみても同じシリーズなんだが。

で、それはどうでも良くて、ショルティのやつで感心したのは、音源データ(歌手は誰で、どこで録音したというようなやつ)についてのそれなりに厚いブックレットはついてきているのだが、歌詞のブックレットは入っていない。オペラ(楽劇)はバレエとは異なって、テクストはすごく重要なので(それはモーツァルト・ダポンテの時代からそうで、シュトラウスもホフマンスタールと組んでいる以上、テクストと音楽はお互いに支え合ってどちらか一方だけ抽出するのはあまりにまずい。ただしヴァグナーを除く)、歌詞は付属していて欲しい(もっとも、真に重要な作品群はオペラ対訳ライブラリーで入手できるわけだ)。で、もう、そういうものだとあきらめるしかないのだろうと思っていたら、最後のCD(16枚目)がCD-ROMと書いてあって、そこにPDFで英仏独で歌詞が収録されていた。これは良い。

以前、babieさんが調べて教えてくれたのだが、オペラ対訳プロジェクトも素晴らしい。


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