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日々の破片

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2020-07-27

_ 猫の看病

最近立て続けに一緒に暮らしている猫が病気というか怪我というかをして特に一匹は厄介な状態なのでずっと付き合って看病したりしていたのだが、いろいろ発見があった。

・猫もスカンクのように臭腺を持つ

後ろから見たらお尻の穴の下に2箇所大きなハゲができていてなんだこれ? となって病院へ行く。

猫にもスカンクように臭腺があって(ただし攻撃には使わないらしい)、そこに膿が溜まって爆発したとのことで、そんなものがあることにまったく気づいていなくて驚いた。

・猫の舌は鮫肌山葵下ろし並みの強力さ

手を舐められたりしたことは普通にあるのでザラザラしているのは知っていたが、本気で舐めると鑢をかけたような恐ろしさ

・猫の皮膚は強靭

良く良く考えてみれば、撥でベンベン叩いても平気だから打楽器と弦楽器ハイブリッドの三味線に使われていた(今も使われているのかな? 四谷の三味線屋さんは廃業したような雰囲気だが)くらいだから当然なのだろうけど、猫の皮膚はとてつもなく強靭

・猫のおしっこの仕方は合理的

猫は(雌猫の場合。雄はわからないや)座っておしっこをするので、それで砂(要は浸透性がある素材)でやるのかとあらためて知った。

結果として氷山のように表面の一か所が湿って、その下に巨大な塊ができる(固まる系の猫砂を使っているので、まさにそういう感じになる)。元気になったら砂を上から掛けるようになったのでそこまではっきりはわからなくなってしまった。

常陸化工 トイレに流せる木製猫砂 6L×6個 (ケース販売)(-)

・猫のうんこは油性コーティング

前から不思議だったが、やはり油性コーティングされているのでうんこした後の肛門がすっきりしているのだなと再確認。

というか、人間も同じような仕組みだったら、トイレットペーパー屋さんは破滅だろうなぁ。

・猫は流体

筒状の伸縮自在布に手足の穴を開けたものでくるんでいるのだが(トイレの仕方が上述なのでそんなのでも問題なく排泄できるのには感心した)、気づくとするっと腕が穴から抜け出して首のところから出ている(要はもろ肌脱ぎ)とか、尻尾がなぜか後ろ脚用の穴から出ているとか謎状態になる。良く観察していたらもろ肌脱ぎになるのは、ベッドの上に飛び乗るときに起きることがわかって(意図的に脱いでいるわけではなさそう)、一体どう腕を動かしているのか不思議ではある。

筒に包まれたしろぼう


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