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日々の破片

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2008-06-16

_ 延べで考えてみる

宇宙が生まれて、今年で満137億とんで259年だそうだ(端数はうそ)。

考えるよりも長い年月で想像することもできないのだが、ちょっと待て、と気づく。

今、日本に約1.3億人いると仮定する。そして医学と経済の進歩のおかげでみんな働くこともできずにただ100歳程度までは最低限の生活というものを味わえると仮定してみよう。

すると、日本人すべての認識というものは、宇宙がビッグバンしてから今にいたるまでのすべての年月に匹敵するだけの量があるということになる。

これは恐ろしいことだ。一人で137億年を過ごすことなど考えたかないが、それに匹敵するだけの時間が現在にプラスマイナスして50年の間に存在しているのだから。そして、それを地球の規模に膨らませれば、それは確かに乳幼児がばたばたと死んでいく世界もあれば、ブルガリアのヨーグルトな人たちのように130年くらい生きているというようなうわさのある世界もあるとは言え、それでもほんの2〜3年のレンジで、全人類の脳みその中の時間、内宇宙時間の合計は、外宇宙が誕生してからの時間に匹敵するだけの量となる。

外宇宙はとりあえず1つと仮定できるが、内宇宙は人間の数だけ並列する。そして2〜3年で宇宙が存在していた時間を超えるだけの量となる。

今、南極の極点から(同じ意味か。南極大陸の極点から)北極点まで、らせん状に線をひくことを考える。このらせん状の線の上には、地球上に存在する全人類がどこかしらかで乗っている。一人につき外宇宙の2〜3年分の単位を持つ。

地球が誕生して、昨日でちょうど44億年だ(48億かも)。北極点のほうに近いというか、人類は南半球より圧倒的に北半球のほうに偏って分布していると思うから(インドと中国と北米が北だ)地球の誕生日に相当する人はおそらく、四川省で今、家を失って困っているはずだと思うけど、ベンガル地方でトラ退治しているかも知れない。全然、はずれているかも。

というような、宇宙時間と人間の内宇宙のマッピングした地図を作ったと仮定して、明治100年なんていう日本の近現代は、たかだか北極点に一番近い位置にいる最後の人類の2〜3年程度の時間に過ぎないのだな。と、考えると、なんとかけがえのない時間であることか?


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