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日々の破片

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2008-06-17

_ vc6のlink

clは、-I"c:/program files/xxxx"と書いてもOKなのに、linkは-libpath:"c:/program files/xxxx"と書くと、

LINK : fatal error LNK1181: 入力ファイル "Files.obj" を開けません

となる。あまりの厄介さにうんざり。

_ 鍵盤楽器と弦擦楽器は異なる

山下さんの紹介が魅力的だったので、寺神戸亮の無伴奏チェロ(でも楽器はヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ)組曲を買って、早速聴いている。

バッハ:無伴奏チェロ組曲全曲(寺神戸亮)

以前、遠い昔、誰かので聴いたとき以来……と書いてから、それはシゲティだと思い出し、したがってチェロではなくヴァイオリンではないかと気づくが、そのくらい、あまり聴かない。

そして実際に聴くと、やはり聞き慣れない。

別に弦楽器が好きではないというわけではないのだが、バッハに関しては、圧倒的にピアノ(クラヴサンやハープシコードでもだめで、そこはやはりピアノだ)が聴きやすい。慣れもあるだろうが、音の動きを追いやすいからだ。

そのため、チェロ(ではないが)の独奏曲を聴いていると、自分がどこにいるのかわからなくなり、文字通り音楽の森に迷ってしまうのであった。

にもかかわらず、その迷宮が魅力に溢れているのだから、しょうがない。

録音のせいかもしれないが、音に深みがあり(残響を多めに残しているようだ)、もしそれがこの楽器の能力の一つだとしたら、それは確かに魅力的だ。

それにしても、以前、高橋悠治だと思ったが、一人で眠れぬ夜に自分のために、自分の楽しみのためだけにゴルトベルクを弾くのは楽しいことであるというようなことを書いているのを読んで、妙にあこがれたのだが(いくつかは弾けなくはないが、ああは弾けない)、それ以上に、無伴奏チェロ組曲を自分のために弾くのはは楽しそうだ。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]
_ さみだれ (2008-06-19 20:14)

もしかしたら、linkのオプションは、"-"ではなくて"/"ではありませんか?

_ arton (2008-06-20 05:26)

それはどちらでも使えるので問題ないと思います。上のはVC6の話なので、VS2008ではちゃんと動くかも知れないですね。

_ 寺神戸亮、公演情報 (2008-11-24 12:43)

バロック・ヴァイオリニスト寺神戸亮(てらかど りょう)が、<br>2006年から最近復元された珍しい楽器‘ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ(肩掛けチェロ)’を用いた演奏活動を精力的に行い、今年6月デンオン・アリアーレ・シリーズから《J.S.バッハ 無伴奏チェロ組曲全曲》を世界初リリースいたしました。これまでにもソロコンサートがありましたが、2008年は、バッハ・コレギム・ジャパンや福岡古楽音楽祭において、室内楽の中でもヴィオロンチェロ・ダ・スパッラを用いたアンサンブルを行い、皆様にご好評<br>いただいております。国内2008年最後のスパッラ公演、‘旬の音’をお聴き逃しなく!<br><br>【ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ〜無伴奏チェロ組曲〜】<br>・12/4(木)16:00 朝日カルチャーセンター レクチャーコンサート<br>・12/6(土)・7(日)15:00 松明堂音楽ホール(2days:全曲)<br>・12/12(金)・13(土) [大阪・服部]ノワ・アコルデ音楽アートサロン<br>(2days:全曲)<br>・12/14(日)14:00 浜松市楽器博物館レクチャーコンサート(第1・3・6番)<br>・12/16(火)19:00(プレ・トーク/18:00〜18:30) 近江楽堂 (第2・3・6番)<br><br><br>詳しくは【寺神戸亮オフィシャルホームページ】http:<br>//www.lesboreades.info/RyoTerakado/<br>をご覧下さい。


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